· 

乳神様のお話 第8話

「ご神体のコブ浦幌神社へ①」

昭和37年、乳神様の御神木は倒木しましたが、

コブが残ったため、地元の方々の篤い信仰により、

瀬多来神社の傍に小さな祠(ほこら)を建立し、おまつりされました。

それから20年が経過したころには、瀬多来地区の過疎化が進んでおりました。

瀬多来地区は山間に位置することから、

「今後、参拝者がお参りしやすい市街地の浦幌神社に乳神様をお移し、

より多くの人々に信仰して頂こう」

という話になりました。

 

昭和57年、

浦幌神社では地元の浄福寺より、「太子堂」として聖徳太子を

おまつりしていた本堂の建物を寄贈するお話を頂いておりました。

この建物はもともと、浦幌町炭山にあった炭山神社の旧本殿で、

山神様をおまつりしていたものです。

「乳神様のご神木をおまつりするには、山神様の旧本殿がふさわしい。」

という話になり、

この本殿を譲り受けることになりました。

さっそく、浦幌神社境内に

乳神神社をおまつりする場所を定め、

基礎工事、移設工事を行い、

痛んでいた本殿の大改修工事がはじまりました。

先代、先々代の宮司が、

「乳神様の本殿を御造営できたのは、

山神様からのお導きである。」と

よく話をしていたことが思い出されます。

 

次回は、

「ご神体のコブ浦幌神社へ②」についてお話を致します。

お楽しみに。