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乳神様のお話 第1話

「乳神神社とは? 乳神様とは?」

浦幌神社の境内には、「乳神神社」(ちちがみじんじゃ)、

通称「おっぱい神社」と呼ばれている神社があります。

そこには、乳神様(ちちがみさま)と呼ばれている神様がおります。

正式な御神名は、乳授媛大神(ちちさずけひめのおおかみ)といいます。

なぜ、おっぱいの神様が浦幌神社に?

と不思議に思われる方も多いと思います。

この乳神様の正体とは、女性の乳房に似たコブをもつナラの大木のご神木で、

乳神様と呼ばれるようになりました。

このご神木の一番近くに住んでいた菅原敏枝様よりご奉納いただいた、

題名「記憶の乳神様の木」の油絵(昭和57年奉納)

をご覧いただくと解りやすいと思います。

乳神様のお姿を後世に伝える唯一の資料です。

現在、このご神木のコブが浦幌神社の境内の乳神神社で

おまつりされております。

次回は、

「乳神信仰のはじまりについて」

お話致します。お楽しみに!