御祭神/天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
八幡大神(やはたのおおかみ)
鎮座地/北海道十勝郡浦幌町字東山町18番地の1
由 緒
明治時代、浦幌町の開墾が進むにつれて、開拓者達の心の拠り所とする神社の建立の声が高まりました。
明治29年8月15日、伊勢の神宮より天照皇大神宮の神璽を受けて、坂東農場(現浦幌町総合スポーツセンター付近)に祠を建立し、天照皇大神を奉祀したのが浦幌神社の創祀です。
明治後期には、浦幌町の森林公園入口付近に遷座致しました。
そして、大正12年には、街を一望できる浦幌町東山の麓に総桂造りの本殿を御造営し、翌年には拝殿が完成致しました。
昭和48年、現在地に本殿を移築、新たに幣殿と拝殿を御造営し、12月に遷座祭を斎行致しました。翌年には、御造営事業がすべて完了し、6月に落成奉祝祭を斎行致しました。
平成8年、社殿の改修工事を行い、8月に御創祀百周年を迎えて現在に至ります。
その間、八幡神をまつる神社を合祀しております。合祀された神社は下記のとおり。
帯富神社・千歳神社・上厚内神社
明治27~28年頃
土田謙吉氏、坂東勘五郎氏等の農場経営により拓地開墾が進む中、両人の 唱導によって氏神様の神社建立の声が高まる。
明治29年
伊勢の神宮より天照皇大神宮の神璽を受けて、坂東農場(現浦幌町総合スポーツセンター付近)に祠を建立、天照皇大神を奉祀する。
※明治29年8月15日を浦幌神社の創祀とする。
明治末期頃
浦幌町東山一線(現森林公園入口付近)に遷座する。
大正12年
市街を一望できる東山の麓(現樹霊塔付近)に総桂造りの本殿を御造営。
大正13年
拝殿が完成する。
昭和3年
「無願社」から公認神社となるため、3月30日付で「神社創立願」が、大勢の発願者の連名で内務省に提出される。
昭和5年
内務省より創立許可を得て「無格社」となる。
※昭和5年9月19曰付。
昭和9年
従来は8月15日を例祭日としていたが、農作業の繁忙期である事を考慮し、「無格社」の公認を得た9月19曰を宵宮祭、翌20日を本祭に変更する「例祭日変更認可申請」を北海道庁に提出。
昭和12年
社務所を新築する(現国道38線沿い浦幌神社下付近)。
昭和20年
「村社」となる。
※昭和20年11月13日付。
昭和21年
神社本庁の包括団体となる。
※昭和21年2月3日付。
昭和48年
新社殿を現在地に御造営し、本殿を移築、12月に遷座祭を斎行する。
昭和49年
御造営事業が完了、6月に落成奉祝祭を斎行する。
昭和54年
帯廣神社より手水舎を移築する。
昭和62年
授与所を新築する。
平成8年
御創祀百周年を迎え、社殿を大改修し8月に遷座祭並びに御創祀百年大祭を斎行する。
平成28年
御創祀百二十周年を迎え、参道・駐車場を整備する。
9月20日の例祭日に御創祀百二十年奉祝祭を斎行する。
合祀された神社
帯富神社(大正8年頃)
千歳神社(昭和33年)
上厚内神社(平成27年)