「乳神様の病気平癒の信仰について」
乳神様の御神徳の一つに、病気平癒の信仰があります。
以前、ご神木の近くに住んでいた故飯田アヤ子さんからご自宅でお聴きした貴重なお話をご紹介します。
飯田アヤ子さんは、大正9年、浦幌町瀬多来で生まれで、結婚するまでは、ご神木のすぐ傍に住んでおりました。
20代の頃、農作業での無理がたたり、肺の病気にかかって、ついには「死」を覚悟したそうです。
そんな中、毎朝、一升瓶にお水を入れて、ご神木にお供えして祈願されたそうです。
そして、その水を毎日飲むようにしたところ、不思議なことに病気が治り、再び元気に働けるようになったそうです。
飯田アヤ子さんは、いつもお会いする度に「元気に暮らせるのは、乳神様のお蔭だよ。」
と笑みを浮かべて話してくれました。
この写真が飯田アヤ子さんとの最後の会話となりました。(数え年90歳)
他にも、
乳癌、子宮頸癌などの婦人病や目の病気など、病気で悩み苦しむ方々の守護神としても多くの方に信仰されています。
次回は
「乳神様の子宝安産の信仰について」
お話致します。お楽しみに。