春分の日は、国民の祝日となっております。
祝日法では「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日とされています。
では何故この日が祝日になっているのでしょうか。
毎年この日には、
天皇陛下が
宮中三殿(きゅうちゅうさんでん)で
春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)、
春季神殿祭(しゅんきしんでんさい)
というお祭りを御親祭遊ばされます。
春季皇霊祭とは、
皇霊殿で歴代天皇の御霊をおまつりする祭典であります。
春季神殿祭とは、
神殿で天地の神々に神恩感謝を捧げる祭典がであります。
古くから日本人が神々とご先祖様を大切にし、
感謝の祈りを捧げていきた教えがそこにあります。
元々は、
このお祭りのための祝日であったのですが、
戦後、GHQの占領政策により排除され、
春分の日という名前に変更させられ、今に至っております。
日本人は古くから歴代天皇が
神々やご先祖様への祈りを大切にされてきたことに習い、
「敬神崇祖」(神を敬い先祖をあがめる)の精神を
大切にしてきた民族であります。
本来の祝日の意義を考え、
神々とご先祖様への感謝の祈り大切に思う
祝日にしたいですね。
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