御朱印とは、神社参拝した証として戴くものです。
その起源は古く、奈良、平安時代ともいわれます。
御朱印(ごしゅいん)と呼ばれるようになったのは、
昭和のはじめころです。
元々は、神社やお寺に書写したお経を奉納した際の
「納経受取(のうきょううけとり)の書付」
だったともいわれています。
神社にお経を奉納するというと不思議な感じがしますが…
昔は、神仏習合思想の影響をうけていたので、
神社へ経典を奉納することもありました。
室町、江戸時代には、
お経を奉納する信仰が徐々に一般にも広がり、
大衆化したようです。
やがて、お経を奉納しないで参拝だけしたの場合でも
証明を書いてもらうというように変化したそうです。
参拝の印(しるし)としていただく御朱印は、
神様とあなたの繋がりの印(しるし)です。
そこの神社の情景や参拝された想い、
そこで感じたもの(神様から教わったこと)などを
御朱印を見返すたびに思い出すと良いでしょう。
日本全国八百万の神々のお導きのもと
素敵な神社参拝ができますようにお祈り申し上げます。
※写真は4月1日より授与がはじまった
「月毎限定御朱印」
4月は桜・つくり